2004-12-02 第161回国会 参議院 決算委員会 第2号
その答弁で、若者の感染報告数は近年は急増という状況ではないというような認識を示されました。若年層の性動向や、また潜在的感染者数を考えれば、そのような認識は甘いとしか言いようがありません。 厚生労働省だけではなくて政府一丸となって、広報の充実、そして検査体制の改善に取り組む必要があると考えますが、いかがでしょうか。総理、お願いします。いや、総理。
その答弁で、若者の感染報告数は近年は急増という状況ではないというような認識を示されました。若年層の性動向や、また潜在的感染者数を考えれば、そのような認識は甘いとしか言いようがありません。 厚生労働省だけではなくて政府一丸となって、広報の充実、そして検査体制の改善に取り組む必要があると考えますが、いかがでしょうか。総理、お願いします。いや、総理。
これらの感染症の実態を見ますと、HIV感染症につきましては、平成十五年のエイズ発生動向年報、これによりますと、二十代以下の若者の感染報告数はHIV感染者二百九件及びエイズ患者二十九件、これを合わせますと二百三十八件でございます。近年はそれほど急増という状況ではございません。感染経路としては、その九割に当たる二百十五件が性的接触による感染というふうに報告をされているところでございます。